日南市議会 2002-09-20
平成14年第5回定例会(第7号) 本文 開催日:2002年09月20日
=開議 午前十一時零分=
*開 議
議長(
井戸川 宏君) ただいままでの
出席議員二十六名、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の会議は、お手元の
議事日程第七号により進めることにいたします。
議長(
井戸川 宏君) 最初に、
日程第一請願の
紹介議員の
取り消し願い許可の件を議題といたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、請願第九
号吾田、油津、飫肥の中学校に
完全給食を実施する
請願書の
紹介者広前憲一議員より、その紹介を
取り消したい旨の願いが提出されております。
お諮りいたします。
この願い出のとおり、紹介の
取り消しを許可することに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり決定いたしました。
議長(
井戸川 宏君) 次に移ります。
次は、
日程第二請願の
取り下げ願い許可の件を議題といたします。
平成十四年三月十四
日本会議で
文教厚生委員会に付託いたしておりました請願第二号につきまして、お手元の
刷り物のとおり
取り下げ願いが提出されました。
お諮りいたします。
この願い出のとおり、本請願の
取り下げを許可することに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり決定いたしました。
─────────────── ○ ───────────────
[
環境経済委員長 井戸川 格君 登壇]
環境経済委員長(
井戸川 格君) 私
ども環境経済委員会に付託を受けました
議案四件、
陳情二件、閉会中の
継続審査となっておりました
陳情一件について、
審査結果の御
報告を申し上げます。
まず、
議案第六二
号平成十四年度
日南市
漁業集落排水特別会計補正予算についてであります。
補正額は、四千六百五十万円で、
補正後の
予算総額は一億二百五十万円となります。
補正の主な内容は、
管路設備及び
マンホールポンプ設備整備に伴います
工事費等の
補正であります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第六八
号日南市
漁業集落排水処理施設条例についてでありますが、これは、
日南市
漁業集落排水処理施設の
供用開始に伴い、その設置及び
管理等についての所要の改正を行うものであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第六九
号日南市
漁業集落排水事業受益者分担金徴収条例についてでありますが、これは、
日南市
漁業集落排水事業の
受益者分担金に関する事項についての所要の改正を行うものです。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第七〇
号日南市
農業委員会の選挙による
委員の定数及び選挙区の設定に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは
吾田地区の一部の
住居表示の実施に伴い、選挙区第二区の
所属区域についての所要の改正を行うものであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
陳情第八
号厚生労働省並びに
社会福祉法人愛泉会に「ホスピス(
緩和ケア病棟)施設」を開設して頂くことを働きかけてください。についてでありますが、今後さらに検討する必要があるとして、閉会中の
継続審査とすべきものと決しました。
次に、
陳情第一〇号シャンシャン
馬道中唄全国大会の運営に関する
陳情についてでありますが、別段、
討論もなく、採決の結果、賛成多数をもって採決すべきものと決しました。
最後に、
継続審査事件でありました
陳情第六
号国民の健康、食品の
安全性を確保するための、食品の安全に係る
包括的法律(
食品安全新法)制定と新
行政組織設置、
食品衛生法抜本改正を求める
意見書案の提出に関する
意見書についてでありますが、今後さらに検討する必要があるとして、閉会中の
継続審査にすべきものと決した次第であります。
以上で
審査結果の
報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
[降壇]
○質 疑
議長(
井戸川 宏君) ただいまの
環境経済委員長の
報告に対して、質疑を許します。
十六番(
磯江純一君) ちょっと質疑をさせていただきたいと存じます。
陳情第一〇号シャンシャン
馬道中唄全国大会の運営に関する
陳情についてでありますが、文面を読んでみまして、二点の関係について疑問を持ちました。それは、
文化センターの予選は応援と申しますか、人が少なくて恥ずかしい。一方では、
陳情の文面においては、「
出演者、
関係者等千人からの宿泊があり、
地元経済効果、
地域活性化に貢献しているものと自負しております」というものであります。
さて、
委員会におきましても、
委員各位におかれましては慎重に審議をされたことと存じております。そういう観点におきまして、何点か
委員長にお伺いいたします。
私も、何冊かの資料をちょっと調べてみました。第十五回大会、平成十三年三月二十四日予選、
文化センター。二十五日、決勝、
鵜戸神宮儀式殿、では、
出演者、寿年の部百十六名、高年の部八十九名、実年の部八十六名、壮年の部九十八名、成年の部二十九名、幼年の部九名、少年一部三十一名、少年二部三十名、合計四百八十八名、うち八十七名が県外であります。翌第十六回大会、平成十四年三月二十三日、
文化センター、予選。二十四日、決勝、
鵜戸神宮儀式殿、では、
出演者、寿年の部百二十一名、高年の部八十一名、実年の部七十八名、壮年の部八十一名、成年の部三十二名、幼年の部十四名、合計四百七名、
うち県外八十二名でありますが、
委員会に提出されたものを見ますと、少年一部二十八名、少年二部十七名を合わせた四百五十二名となっており、これはどちらが正しいのか。しかし、これは前年に比べてこれも減少しておりますが、この点について、まず一点目お伺いしたいと思います。
環境経済委員長(
井戸川 格君) 慎重に審議したんですが、細かい数字というのは資料をいただいております。少年一が計で三十名、少年二で二十二名、
出場者合計で五百九十九名という数字の資料をいただいて、それを検討し
陳情文書にあわしたわけです。これに宿泊千人というふうに書いてありますが、それは間違いじゃないかという御意見ですけれども、千人に近い
宿泊者があったということで理解をしているところです。
以上です。
十六番(
磯江純一君) 私は、この冊子で計算して申し上げました。はっきりわかる方がいらっしゃったら、答弁いただけませんか。これが正しいのか、少年一部、二部があったのかないのか、それによって数が違ってきますよ。
そして、今
委員長が言われました、この全国からの
大会参加者がふえておる、会を重ねるごとに盛大になっております、そしてまた、
出演者、
関係者等が千人からの宿泊があると、この二点が、この
陳情文面において強調されていると私は感じました。これが、やはり私は非常に、
陳情で、文面で事実と違うことを書いた部分で、果たしてどうなのかなということが頭にあるもんですから質問をしております。
これは事実なのかお伺いしておきます。たしか、千人に近いと言われましたが、そんな千人に近い数字ですか、二百数名じゃないですか、その辺ちょっと見てください。
議長(
井戸川 宏君) 休憩いたします。
=休憩 午前十一時二十一分=
=開議 午前十一時二十四分=
議長(
井戸川 宏君) 再開します。
井戸川格委員長の答弁、ございますか。
環境経済委員長(
井戸川 格君) 我々は、
陳情書に対して
慎重審議いたしまして、
決算書に出てきますその数字が本物であると、頭からその数字を疑問視して審議するというのじゃなくて、
陳情書についております数字をそのまま、疑問も抱かずに審議したところです。
以上です。
十六番(
磯江純一君) この場で
委員会の
慎重審議をお願いしたいということもちょっと言いたいんですけれども、さらに、また私が気づいたことがありますので、またちょっと質問してみたいと思います。
この収入の部で、
広告協賛金が、予算九十八万四千円に対して百三十九万二千円、四十万八千円ふえておるんです。これでどこが
資金不足になっているのか。
会場費が十万円、
消耗品が五万九千円、
印刷製本費約八万円、
人件費十五万円、諸経費が約十三万円ふえております。
繰越金九万円、
サカモトミネ基金から三十万円使っておられます。これも含めて。
それともう一点、あわせて十六回大会の支出の部の
報奨金が、前年度よりも少しふえて八十七万三千四百八十円となっております。これに優勝された方、二位、三位の方、その辺の賞品とか賞金とか出ていると私は聞いたんですが、その辺もちょっと教えてください。たしか出ていると思います。
環境経済委員長(
井戸川 格君) 確かに、シャンシャン
馬道中唄全国大会の
決算書を資料としていただきました。すべて目を通しております。だけども、シャンシャン
馬全国大会の決算ですから、その中身についてこれはどうの、この
会場費はどうの、
人件費はどうの、
製本費がどうのという数字に一々チェックする機能は、我々
委員会にはいたしませんでした。全体的に、
監査役の
監査報告も正式に出ておりますから、この数字がシャンシャン馬道中の
全国大会日南の
委員会の中で、
監査報告が正式に出て、正式に
決算書が通っておりますから、我々議会がその
決算書について云々するということは、若干の
越権行為ではないかなと思っておりますから、その辺は審議はいたしておりません。
以上です。
議長(
井戸川 宏君) 休憩します。
=休憩 午前十一時二十七分=
=開議 午前十一時二十七分=
議長(
井戸川 宏君) 再開いたします。
環境経済委員長の
報告に対してほかに質疑はございませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論
議長(
井戸川 宏君) ないようですので、質疑を終結し
討論に入ります。
十六番(
磯江純一君) 今の
委員長報告、
委員会とは何かということを、さらに私は今考えた次第であります。
反対討論を行います。
私は、このシャンシャン
馬道中唄全国大会は、
サカモトミネさんの熱意から始まったものであり、この方の浄財と
寄附金を集める努力で運営が図られていたものであることは、市長もよく御存じのことと存じます。しかし、
サカモトミネさんも高齢になられたこと、市政五十周年の
市補助金五十万円により経費がかかるような体質ができ上がったんではないかなと私は今考えております。
関係者の方の何とかしたいと思われる気持ちは、理解するものでありますが、事実と異なることを文面にされた
陳情を採択することは、今後の
議会運営に支障を来すと考えております。
昨年度、ことしの予算ですかね、
補助金の一割カット、全面的に市長は英断を振るわれました。市からの
補助金百万円は継続をされておりますから、否定はいたしませんが、合理的な運営のため経費の見直し、広告への協賛、
寄附金獲得の努力、
サカモトミネ基金は融資を募るとか
繰越金を充てるべきで、市への
財政支援は、他の団体や今後の
補助金のあり方にも問題が出てくるのではないかと考えております。私
ども緑水会は、この際この点を力強く申し上げ、
反対討論といたします。
以上です。
議長(
井戸川 宏君) ほかにございませんか。
賛成討論ございませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君) ないようですので、
討論を終結します。
○採 決
議長(
井戸川 宏君) これより
日程の順序に従い採決します。
議案第六二号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第六二号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第六八号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第六八号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第六九号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第六九号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第七〇号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第七〇号は
原案のとおり可決されました。
次に、
陳情第八号に対する
委員長の
報告は、閉会中の
継続審査とするものです。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君)
全員賛成です。
よって、
陳情第八号は閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
次に、
陳情第一〇号に対する
委員長の
報告は採択です。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君) 賛成多数です。
よって、
陳情第一〇号は採択されました。
次に、
陳情第六号に対する
委員長の
報告は、閉会中の
継続審査とするものです。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君) 賛成多数です。
よって、
陳情第六号は閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
○文教厚生
委員長審査結果
報告
議長(
井戸川 宏君) 次に移ります。
次は、
文教厚生委員会に付託しておりました
日程第二五
議案第五九号から
日程第三〇
陳情第三号について、
委員長の
審査結果の
報告を求めます。
[文教厚生
委員長 磯江純一君 登壇]
文教厚生
委員長(
磯江純一君) 本定例会において、私ども
文教厚生委員会に付託を受けました
議案四件、請願・
陳情二件につきまして、
審査いたしました結果等について御
報告を申し上げます。
まず、
議案第五九
号平成十四年度
日南市国民健康保険特別会計
補正予算についてであります。本案は、平成十三年度療養給付費交付金等の精算に伴います、国や社会保険診療報酬支払基金への返納及び医療制度改革に伴います事務経費が主な
補正であり、今回の
補正額は千百三十四万二千円で、
補正後の
予算総額は四十六億九千五百五万千円となります。
審査に当たりましては、関係課長等の出席を求め、必要に応じ質疑を行い、慎重に
審査したところであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第六〇
号平成十四年度
日南市老人保健特別会計
補正予算についてであります。本案は、老人保健法の一部改正による医療制度改革に伴います新受給者証の交付経費が主な
補正であり、今回の
補正額は百四十万三千円で、
補正後の
予算総額は五十七億五千六十六万六千円となります。
審査に当たりましては、関係課長等の出席を求め、必要に応じ質疑を行い、慎重に
審査したところであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第六一
号平成十四年度
日南市介護保険特別会計
補正予算についてであります。本案は、平成十三年度介護給付費負担金等の精算に伴います、国県及び社会保険診療報酬支払基金への返納金が主な
補正であり、今回の
補正額は二千二十万円で、
補正後の
予算総額は三十一億三千三百二十万円となります。
審査に当たりましては、関係課長等の出席を求め、必要に応じ質疑を行い、慎重に
審査したところであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
議案第七一
号日南市立学校条例の一部を改正する条例についてであります。本案は、
吾田地区の一部の
住居表示の実施に伴い、吾田中学校の位置について所要の改正を行うものであります。
審査に当たりましては、関係課長等の出席を求め、必要に応じ質疑を行い、慎重に
審査したところであります。
別段、
討論、要望もなく、採決の結果、
全員賛成をもって
原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
陳情第三号大堂津公民館の改築を求める
陳情書及び請願第九
号吾田、油津、飫肥地区の中学校に
完全給食を実施する
請願書につきましては、今後さらに調査・検討を要するとして、閉会中の
継続審査とするものと決しました。
最後に、平成十四年度当初予算の審議過程の中で、
委員各位から寄せられた所管課に対する年度内要望についてでありますが、その実現に向け鋭意努力されていることに対し、深甚なる敬意を表するものであります。年度半ばに当たり、その確認の意味も含め、さらなる前向きな取り組みを期待するものであります。
その中で、スポーツ振興課のつわぶきハーフマラソンの定着化に向けての要望でありますが、十一月十七日に開催されますことから、一回目の反省点を十分に検討され、参加者から喜ばれる大会運営をお願いするものであります。
以上で
審査結果の
報告を終わりますが、よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
以上でございます。
○質 疑
議長(
井戸川 宏君) ただいまの文教厚生
委員長の
報告に対して、質疑を許します。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○討 論
議長(
井戸川 宏君) ないようですので、質疑を終結し
討論に入ります。
[「なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君) ないようですので、
討論を終結します。
○採 決
議長(
井戸川 宏君) これより
日程の順序に従い採決いたします。
議案第五九号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第五九号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第六〇号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第六〇号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第六一号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第六一号は
原案のとおり可決されました。
次に、
議案第七一号に対する
委員長の
報告は
原案可決です。
これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、
議案第七一号は
原案のとおり可決されました。
次に、請願第九号に対する
委員長の
報告は、閉会中の
継続審査とするものです。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君) 賛成多数です。
よって、請願第九号は閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
次に、
陳情第三号に対する
委員長の
報告は、閉会中の
継続審査とするものです。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君) 賛成多数です。
よって、
陳情第三号は閉会中の
継続審査とすることに決定いたしました。
○予算
審査特別委員長審査結果
報告
議長(
井戸川 宏君) 次に移ります。
次は、予算
審査特別
委員会に付託しておりました
日程第三一
議案第五八号につきまして、
特別委員長の
審査結果の
報告を求めます。
[予算
審査特別委員長 川口敏治君 登壇]
予算
審査特別委員長(
川口敏治君) 私ども予算
審査特別
委員会に
審査を付託されました
議案第五八
号平成十四年度
日南市一般会計
補正予算について、
審査した結果等について御
報告を申し上げます。
まず、
審査の方法としましては、各
常任委員会を単位とする四つの分科会を設け、本案を分割付託し、それぞれ関係ある分科会において休会中、関係課長等の説明を求め、慎重に
審査を行ったところであります。
なお、本日議会会議室におきまして予算
審査特別
委員会の全体会議を開き、各分科会長の
報告を求め
審査しましたが、その各分科会長の
報告及び各分科会長に対する質疑及び予算の内容につきましては、議員各位も特別
委員会の
委員として本案の
審査に当たられたことでもあり、ここでは省略いたします。
なお、
討論につきましては
日南市議会の先例により本会議で行うものとし、採決の結果、
議案第五八号について賛成多数をもって
原案のとおり可決することに決した次第です。
なお、次の要望が付言されましたので申し添えます。
中高年齢労働者福祉センター管理費についてでありますが、今後の運営のあり方について、利用者の増と経費の削減等、鋭意調査検討されるよう希望します。
以上で
審査結果の
報告を終わりますが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
[降壇]
○質疑省略の件
議長(
井戸川 宏君) この際、お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案につきましては、
議長を除く全議員をもって構成する特別
委員会で
審査した案件ですので、質疑を省略して審議したいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、質疑を省略して審議することに決定いたしました。
○討 論
議長(
井戸川 宏君) これより
討論に入ります。
六番(井福秀子君)
議案第五八号について
反対討論を行います。
商工費の観光費として、第二十五回飫肥城下まつり記念事業に、顕彰碑建立費百五十万円を助成する予算が計上されております。その内容は、飫肥城復元に多大な貢献をしたとして河野礼三郎元
日南市長の顕彰碑を建立するというものです。
言うまでもなく、自治体の首長は、住民の暮らし、福祉を守るという重大な責務があります。また、教育、文化医療を初め地元の産業、観光の振興などそれは多岐にわたっています。我が党は、功績のあった人を顕彰し、後世までたたえていくことに反対するものではありません。しかし、その場合、その人の現在はもとより、過去においてその人が果たした役割、つまり歴史的に見てどういう人であったか、また全面的、客観的に見ての評価が基準になると思っております。その点では、顕彰碑まで建立して、河野氏を顕彰することには反対です。
一九八〇年、当時市長だった河野礼三郎氏は、市の清掃工場建設に伴い、これにかかわった業者からの収賄容疑が明らかになりました。
日南市議会は、一九八〇年の三月議会において、
地方自治法第百条に基づき特別
委員会を設置し、十二カ月間にわたって調査活動を行ってきました。その間の
委員会は二十六回を数えました。河野礼三郎氏の証人喚問を初め、市当局
関係者六名が証人として喚問されました。ところが、河野氏は疑惑が解明されないうちに、この年の五月、一年八カ月の任期を残して突然市長を辞任しました。辞任の理由は、自分の会社の業績が不振だから、もっと事業に専念したいというものでしたが、潔白ならば何もやめる必要はなかったというのが、当時の市民の当然の声でした。こうした経過からしても、今回の顕彰碑の建立は市民に説明のつかないものです。
いま一つは、自治体の首長とは、どういうものかということです。確かに飫肥城復元は、河野氏が市長のときから行われた事業です。しかし、それは多くの市民の要望、意見、協力を得て実現したものです。いつの時代でも自治体の首長が住民の要望に耳を傾け、その実現に努力することは、何か特別なものではなくて、自然なものであり、当然のことです。
また、河野礼三郎氏の飫肥城復元という実績だけを見て評価し顕彰するというのは、余りに一面的見方と言わなければなりません。全人的に評価をして、顕彰に値する人かどうかの判断が求められます。
以上の理由から顕彰碑の建立の予算に反対をします。
議長(
井戸川 宏君)
賛成討論はございませんか。
私語は慎んでください。
ほかにございませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君) ないようですので、
討論を終結します。
○採 決
議長(
井戸川 宏君) これより採決いたします。
議案第五八号に対する
委員長の
報告は、
原案可決です。
これに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君) 賛成多数です。
よって、
議案第五八号は
原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*
日程第三二
議案第七三号及び
日程第三三
議案第七四号
議長(
井戸川 宏君) 次に移ります。
次は、
日程第三二
議案第七三号及び
日程第三三
議案第七四号を議題といたします。
○提案理由説明
議長(
井戸川 宏君) 市長の提案理由の説明を求めます。
[市長 北川昌典君 登壇]
市長(北川昌典君) ただいま議題とされました
議案第七三号及び
議案第七四号について、提案理由の説明を申し上げます。
まず、
議案第七三
号日南市公平
委員会の
委員の選任についてであります。公平
委員谷口善弘氏が来る九月三十日をもって任期満了となりますが、後任の
委員として同氏を引き続き選任いたしたいと存じますので、議会の御同意をお願いするものでございます。谷口氏は、これまで三十一年にわたって公平
委員として御活躍をいただいておりまして、誠実な人柄とこれまでの豊富な経験は高く評価されており、公平
委員としてふさわしい方でございます。
次に、
議案第七四
号日南市教育
委員会の
委員の任命についてであります。教育
委員荒武貢氏が、来る九月三十日をもって任期満了となりますので、後任の
委員として梅田明人氏を任命いたしたいと存じますので、議会の御同意をお願いするものでございます。梅田氏は、熊本短期大学を卒業後、
日南市立飫肥中学校に勤務され、宮崎市教育
委員会指導主事、宮崎市立本郷中学校教頭、
日南市立飫肥中学校校長を歴任された方でございます。温厚な人柄とこれまでの学校教育における豊富な経験、学力向上のための教育環境整備などの手腕は高く評価されており、教育
委員としてふさわしい方であります。
以上で提案理由の説明を終わりますが、何とぞ御同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
以上でございます。
[降壇]
○質疑及び
委員会付託並びに
討論省略の件
議長(
井戸川 宏君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております人事案件二件につきましては、さきに開催されました全員協議会で御了承を受けておりましたとおり、質疑、
委員会付託及び
討論を省略して採決したいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、お諮りしましたとおり決定いたしました。
○採 決
議長(
井戸川 宏君) これより
日程の順序に従い採決をいたします。
議案第七三号について、
原案のとおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君)
全員賛成です。
よって、
議案第七三号は
原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、
議案第七四号について、
原案のとおり同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。
[
賛成者挙手]
議長(
井戸川 宏君)
全員賛成です。
よって、
議案第七四号は
原案のとおり同意することに決定いたしました。
○教育
委員長退任あいさつ
議長(
井戸川 宏君) ここで、教育
委員長から退任のあいさつの申し出がございますので、許可することにいたします。
旧教育
委員(荒武 貢君) 任期が参りましたので、退任することにいたしました。
一期四年という短期間ではありましたけれども、私はここで
日南市政に関する多くのことを学ぶことができました。また、市当局と議員の皆さん方との緊張感あるやりとりを拝聴しながら、
日南市政の発展のかぎはここにあるんだという実感も持てました。こういう貴重な体験を得ましたことを私は大変ありがたく思っております。
私が教育
委員長に就任しました直後のこの本会議で、
委員長としての抱負は何かという御質問をお受けいたしました。私は、まず学力向上だと、その次に心の教育、それから学者融合、この三つに力を入れたいと、そういうふうにお答えいたしました。幸い
日南市の教育行政は、そういう方向に向かっておるし、成果も上げていると思います。もちろん、それは私だけのことではない、もちろん
関係者一同が一丸となった結果でございます。しかし、私は四年間を振り返って、充実した四年間だったと自己満足をしているところでございます。この間、皆さん方にはいろんな面で御指導、御鞭撻をいただきました。心からお礼を申し上げます。
日南市政が、今後理想的な町づくりを目指して積極的に展開されますことを御期待申し上げますとともに、
日南市がより一層元気で活力ある町になりますことを御祈念申し上げまして、退任のごあいさつといたします。
どうもありがとうございました。
[拍手しきり]
○新教育
委員長就任あいさつ
議長(
井戸川 宏君) 次に、ただいま任命の同意を得られました教育
委員から就任のあいさつの申し出がございましたので、許可することにいたします。
新教育
委員(梅田明人君) ただいま同意をいただきました梅田明人であります。
その責任の重さを感じながらここに立っておりますが、教育
委員会がかかわります学校教育、社会教育あるいは社会体育等に努力をしてまいりたいと思っております。そして、学校の子供たちが一人でも学校を大好きになりますように、また、市民が少しでも心の豊かさを感じられるようになりますように、誠実をモットーに努力してまいりたいと思いますので、御支援、御指導よろしくお願い申し上げます。
[拍手しきり]
─────────────── ○ ───────────────
*
日程第三四 議員提出
議案第九号
議長(
井戸川 宏君) 次に移ります。
次は、
日程第三四議員提出
議案第九号を議題といたします。
○提出者趣旨説明
議長(
井戸川 宏君) 提出者の趣旨説明を求めます。
二十番(影山一雄君) 自席から
意見書を朗読して提案にかえさせていただきます。
「高速自動車国道等の整備促進」に関する
意見書
日南市は、整備されている港湾機能を初め、豊富な農林水産
資源や自然に恵まれた観光
資源など優れたポテンシャルを有しているにもかかわらず、道路整備が非常に立ちおくれており、地域間交流はもとより、広域的な物流や交流、連携に大きな支障を来している。
しかしながら、道路関係四公団民営化推進
委員会がまとめた「施行命令の全面執行について凍結・規格の見直しなどを含む再検討」、「路線建設における地方の費用負担」、「全国料金プール制の廃止」などの中間
報告は、地方の実情や高速道路網の持つ本来の機能を考慮せず、採算性のみをもって議論されたものであり、地方にとって到底受け入れられない内容である。
これまで地方は、豊かな自然を守り、食糧を供給し、優秀な人材を都市部に送ることで都市部の繁栄を支えてきた。都市部に重点配分されてきた道路投資がようやく地方に回ってきたこの時期に、「地方道路は必要性の乏しい道路」と切り捨て、地方の道路整備が不要であるかのような中間
報告に対して強い憤りを感じる。法定予定路線一万一千五百二十キロメートルは、国土開発幹線自動車道建設法に定められたものであり、国が責任を持って早急に整備すべきである。
全路線が一体的な交通網として機能している高速道路は、整備時期の違いにより料金格差が生じると、地域間の不公平感を生み出すため、料金プール制は非常に合理的で有効な手段である。中間
報告どおり全国料金プール制が廃止となると、地方負担が発生し、地方は、他の一般道路に限らずすべての行政サービスにも大きな影響を及ぼし、高速道路の建設は実質的に不可能となる。国土の骨格をなす高速道路網の整備は、国が責任を持って進めるべきであり、新たな負担には応じられない。
ついては、地方における高速自動車国道や一般国道、県道、市町村道の整備のおくれを来すことなく、整備促進が図られるよう次の事項について特段の配慮がなされるよう強く要望する。
一、道路関係四公団民営化推進
委員会の調査審議に当たっては、採算性
のみの視点でなく、高速道路が有する諸効果を踏まえ、地方の意見が十
分に反映されるよう特段の配慮を行うこと。
二、高速自動車国道建設については、凍結することなく、国の責務にお
いて整備計画九千三百四十二キロメートルの早急な整備及び法定予定路
線一万一千五百二十キロメートルの着実な整備を行うこと。
三、高速自動車国道の整備にあたっては、全国料金プール制を有効活用
し、地方に新たな負担を求めることなく、その推進を図ること。
四、地方の実情を十分考慮し、今後とも道路整備を安定的に進めるため、
必要かつ十分な道路財源の確保に努めること。
以上、地方税法第九十九条の規定により
意見書を提出する。
平成十四年九月二十日 宮崎県
日南市議会
提出先、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣、衆議院
議長、参議院
議長。
以上です。
○質疑、
委員会付託及び
討論省略の件
議長(
井戸川 宏君) お諮りいたします。
ただいま議題に供しました議員提出
議案第九号につきましては、申し合わせにより質疑、
委員会付託及び
討論を省略して審議いたしたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、お諮りいたしましたとおり決定しました。
○採 決
議長(
井戸川 宏君) これより採決いたします。
議員提出
議案第九号を
原案のとおり可決することに御
異議ございませんか。
[「
異議なし」と呼ぶ者あり]
議長(
井戸川 宏君)
異議なしと認めます。
よって、議員提出
議案第九号は
原案のとおり可決されました。
─────────────── ○ ───────────────
*閉 会
議長(
井戸川 宏君) 以上で、本定例会に提出されました全案件の審議は終了いたしました。
これをもちまして、平成十四年第五回
日南市議会定例会を閉会いたします。
お疲れさまでございました。
=閉会 午前十二時零分=
署 名 議 員
日南市議会
議長 井戸川 宏
日南市議会副
議長 川 口 敏 治
日南市議会議員 谷 口 重 紀
日南市議会議員 外 山 孝
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